aspotaトップ会員登録(無料)お気に入りアスリートに追加更新お知らせメールを受信サイトマップ

« 2008年09月 | メイン | 2008年11月 »

2008年10月 アーカイブ

2008年10月01日

連載 ラグビーワールドカップ奮闘記(17)

「ラグビーワールドカップ奮闘記」
~ひたむきにひとつひとつ心をこめて~
元ラグビー日本代表テクニカルスタッフ 村田祐造

『エピローグ』

    連載 第17回!


     ●ラグビー好き・・・村田祐造

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

日本代表や三洋電機の選手達と呑みに行ったり、
飯を食ったり、お茶をしているときに、
私は、よく東大ラグビー部のことを訊かれる。


試合をしたことのある選手は

「いやー東大と試合するのは嫌だったなー。
負ける気はしないんだけどね。
でもタックル低いし必死なんだもん。
怪我するよ。こっちは」

とみんな顔をしかめる。


すると私は

「まあねー。東大の魂はタックルとセービングだよ。
ひたむきさと泥臭さ」

と答えることにしている。


そして次のような東大の数々の伝説を紹介する。


「対面殺して俺も死ぬ!」吉岡先輩
「負けて泣くなら勝って死ね」青山先輩
「お前ら試合前に俺に遺書出せ」水上コーチ


「東大のプレースキッカーは個人で
毎回夜遅くまで練習していた。

しかもボールを拾い集めるときは、
タックルの姿勢で膝を曲げて低く腰を落として

一歩一歩前進しながらインゴールまで行くんだぜ。
他に誰もいないグラウンドで一人ぼっちでだよ」


佐分利先輩
「いいかFW。『頑張る』っていうのはよー、
最初の10mダッシュして最後の10mも
ダッシュするっていうことなんだよ。

ポイントからポイントの移動はそういう気持ちで走るんだよ。
それが、FWが『頑張る』ってことなんだよ。

BKが最後トライしたときには
FW全員が塊でインゴールになだれ込むぐらい
『頑張って』走ってみろ!」

(この後選手を蹴飛ばす)


橋本コーチ
「東大のFWはコンビの最中によくインゴールでゲロを吐く」
「試合中はスクラムクラウチのときに、
プロップとフッカーがよくカラゲロを吐いている」

みんなゲラゲラ笑う。私も上機嫌になる。

東大ラグビー部の思い出は尽きない。
誰もがひたむきにラグビーに取り組んでいたからだろう。


ワールドカップの日本代表。
対抗戦の東大ラグビー部。
相似図形の窓から見えたもの。

「ひたむきに。ひとつひとつ心をこめて。タックルとセービング」

私は、「自分がなぜラグビーが好きなのか。
なぜラグビーをやっているのか」

自分のラグビー哲学がわかった気がした。
日本ラグビーが世界で生きる道が見えた気がした。

ラグビー日本代表チームのテクニカルとしての私の任務は終わった。

タックルとセービング。セットプレイの確保。合理的な戦術。
これらが周到に準備できれ日本代表は世界に通用することが分かった。

二〇〇三年のワールドカップが終わり、
私は、所属する三洋電機ラグビー部の一ラグビー選手に戻った。

代表ではスタッフだけど、
三洋では選手なので私はワールドカップ期間中も、

分析の仕事がおわった深夜一時から
ホテルのトレーニングルームでウェイトトレーニングしたり、

だれもいない駐車場をインターバルトレーニングしたりして、
無理やりトレーニングを続けていた。


今から思うとバカみたいだけど私なりに努力していたのだ。


ワールドカップという最高の舞台を選手ではなく
スタッフとして経験できたことはすばらしい経験だった。

その経験を胸に一ラグビー選手に戻り、
三洋電機ワイルドナイツのグランドで
自分自身の向上を求めて楕円球を追い駆けるということは、
とても快感でとても貴重だった。


2003年12月27日、NECのBチームと練習試合があった。
次のサントリー戦に向けてのセレクションマッチだ。
試合前後にNEC所属の日本代表関係の仲間に声を掛けられた。

試合前。

久富
祐造さん!今日スタメンじゃないですか!
メンバー表見て驚きましたよ。熱いプレーを見せてくださいよ。

試合後。

浅野
楽しみにしてたんすよ。今日。
祐造さんのプレイ見れると思って。

網野
頑張ってたねー祐造。三洋いいチームじゃん。

箕内
泥にまみれて仕事しすぎっすよ。祐造さん。
どこにいるかわかりませんでしたよ。

秋廣
いやあー。ウチのロックの膝に思いっきり刺さってたもんね。
相手フィジアンだよ。外国人。
ガツーンと!あれ、壊されたかと思ったもん。
いたくないの?

中島
祐造の課題はアタックだなー。
もっと中間走は力を抜いてメリハリつけようよ。
もっとフランカーはチャンスを狙わなきゃ。
でも確かにディフェンスはいいね。目立っていたよ。


祐造さんも熱いっすね!


対戦相手にも友達がたくさんいるのは、嬉しいことだ。
自分のラグビーにまだ伸びシロがあるのも嬉しい。
もっとうまくなりたい。もっとうまくなれる。

タックル。

ボールが落ちたらセービング。

ひたむきに。

ひとつひとつ心をこめて。

ラグビーがすきだ。

(了)

次回 最終回へ続く・・・

2008年10月02日

名古屋にてニッコリ

おはようございます!チームワークエンジニアのムラタぐです。

商談前の腹ごしらえにちょっと一杯食べました.。

きしめんうみゃー
081002_0907~01.JPG

かきあげが揚げたてでめちゃ美味かったです。
私が去り際に
「おばちゃん揚げたてありがとう」と声をかけたら
おばちゃんもニッコリ笑ってくれました。

私も嬉しくなって元気が出ました。

感謝の言葉は、笑顔ではたらくコツですね。

心をこめてありがとう。
今日も笑顔ではたらこう。

今日も皆様に感謝!

2008年10月03日

自転車のように

チームワークエンジニアのムラタぐです。

私は自転車に乗るのがすきです。
なぜなら人生に似ているから。

自力ですすむこと。
目的地が必要なこと。
今の進路の積み重ねが未来を作ること。

多少間違ってもあきらめなければ必ず目的地に辿り着くこと。

上り坂や下り坂があること。
たまに雨が降ること。
風が気持ちいいこと。
集中力と同時に全体の状況を読む視野の広さが必要なこと。

なにより基本的に楽しいこと。

似てるなー。

新しいプロジェクトを始めるときは停まった自転車を走らせるのと同じです。

一漕ぎめはかなり重いです。
二漕ぎめは少し軽くなりますがまだ重いです。
三漕ぎめは気持ちのいい手応えになります。
それ以降はかなりスムーズです。

新しい仕事は三回成功体験を積み重ねてやっとなんとか進みだします。
それ以降も漕ぎ続ける努力が必要です。

ゆっくりでいいから着実に。
景色と自分の変化を楽しみながら行きましょう。

そんな事を感じながら隙あらば自転車に乗って通勤しています。

心をこめてありがとう。

今日も笑顔ではたらこう。
今日も皆様に感謝!

2008年10月08日

連載 ラグビーワールドカップ奮闘記(18)

「ラグビーワールドカップ奮闘記」
~ひたむきにひとつひとつ心をこめて~
元ラグビー日本代表テクニカルスタッフ 村田祐造

『あとがき』

    連載 第18回  とうとう最終回を迎えました!


     ●すべてに感謝!!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

本編のオーストラリアのラグビーW杯2003から
3年の月日が流れました。

早いものでもう今年2007年。ワールドカップイヤーです。
次代の日本代表チームを心から応援しています。

この文章は、私達が戦ったW杯の直後の
2003年の年末から2004年のお正月にかけて

東大ラグビー部の会報に寄稿するつもりで
書いた文章が元になっています。

会報に掲載した文章を、
共感してくれたラガーマンの手を通じていろいろな方が読んでくださり、
日本最高最強の伝説のロック林敏之さん、
トップレフリーの御領薗さん、慶応義塾大学の松永元監督、
京都産業大学の大西監督などそうそうたる超有名な方々が、
「村田くん!はじめまして。文章よんだ、おもしろかったよ」
と声をかけてくれてとてもうれしかったです。

その文章をぜひ電子書籍化したいと持ちかけてくれて、
遅筆の私をいつまでも待っていてくれた
大元さんに心から感謝したいと思います。

私は、この自伝的ノンフィクション小説の舞台となった
2003年のW杯の5ヵ月後、関東代表選手に選ばれ、
関西代表に勝利したのを最後に、プロラグビー選手を引退しました。

その後、三洋電機も退社し、スマイルワークスという会社を設立しました。

映像コーチングソフト「PowerAnalysis」は、
さらに進化を遂げ当社の主力商品として、
今では東芝府中ブレイブルーパス、NECグリーンロケッツ、
ヤマハジュビロなど日本代表でいっしょに戦った仲間たちの
チームにも活用され、私も映像コーチングのアドバイスを
する仕事もできました。

その縁がさらに広がって、NECレッドロケッツバレー部、
三洋電機バトミントン部や大相撲の普天王関など
他競技のアドバイザーもやるようになり、
とても面白い活動ができています。

3年間の映像コーチングのコンサルティングや
販売経験を通じてわかったことがあります。

それは映像を使ってコーチングするのは、
とても効果的ではあるけれど、
かなりの専門知識が必要だということです。

映像はとても強力なので、
使い方を間違えるとかえって悪影響が生まれます。

だから、映像コーチングには勉強が必要なのです。
ここでも私は、ラグビーの仲間に助けられました。

三洋電機でいっしょにラグビーをやった仲間であり、
現在ラグビー日本代表チームのコーチをしている
古田仁志氏と太田正則氏が協力してくれることになり、
私達は、日本eコーチング協会という協会を設立しました。

日本eコーチング協会では、

映像と情報技術(electric)を駆使して
教育的(education)で
心から力がわいてくる(empower)
楽しい(enjoy)
「eコーチング」を研究・普及し、スポーツだけでなく
ビジネス分野においても論理的かつ創造的に
問題解決できるパフォーマンスアナリストを
資格認定し育成してく活動を行っています。

この小説を読んでスポーツ分析や
映像を使ったコーチングに興味をもった人は
ぜひ日本eコーチング協会の
パフォーマンスアナリストの資格取得をお奨めします。

スポーツは勝ったり負けたりするので結果がとても早く出ます。

積み重ねた努力が正しかったのか?充分だったのか?
の検証がすぐできるので、
正しい努力の仕方を学ぶのにとてもいい教材なのです。

大学院の途中でテーマを変更してはじめた
私のスポーツ分析の研究は、
2年後にラグビー日本代表に採用されて
実用的にはとても成功したと言えますが、1年で学術的に修士論文として
まとめるにはテーマが斬新すぎました。

在学中にはいろいろな事情が重なり研究をまとめられず、
三洋でラグビーに専念するため、
私は大学院の修士課程を中退してしまいました。

私の修士論文は幻となったのです。

自分では「まあしょうがない」と開き直ることができましたが、
学費を出し、期待してくれていた両親には、本当に申し訳なかったです。

「大学院ではアメリカズカップをはじめ、いろんな経験ができました。
どうもありがとうございました。
中退となり学位はもらえませんがこの経験を無駄にはしません。
これからの私を見ていてください。
だから勘弁してください」
と両親に説明したのを今でもよく思い出します。

母 
ようし。わかった。残念だけどしかたないね。
あんたがそこまで言うなら私たち応援するよ。

あんたの考えるように思い切りやりなさい。
でもラグビーするのは心配だね~。
相手がボールをもって走ってきたらよけちゃいなさいよ!

私  
ありがとう母さん。でもそれじゃラグビーにならないよ。

両親はいつも私を心配し愛情をもって接し応援してくれました。
とても感謝しています。どうもありがとうございます。

引退後、テレビのブラウン管で、
小学生が楕円球をもって目を輝かせて走りまわる姿と
高山先生という小学校の先生が、

「運動嫌いの子供たちがね、
目を輝かせてとり組むすごいスポーツなんですよ」
と話しているのを妻と一緒に見ました。

タグラグビーという誰でも楽しく安全にラグビーのすばらしい部分を
学べるスポーツに出会った瞬間でした。

その高山先生とも運命に導かれるように出会い、
授業を見学させていただき今でも仲良くしていただいています。 

三洋電機の飯島さんの計らいで、
鹿児島の小学校でタグラグビーの普及に尽力されている
三原先生に弟子入りさせていただいて、

タグラグビーという素敵なスポーツの指導者になれた
感謝もここに記しておきたいです。

子供達や一般の皆様に、
タグラグビーのコーチをするようになって学んだこと、
友達が増えたことは、今の仕事にも人生にもとても役立っています。

とても感謝しています。

また、三洋電機のサラリーマン時代の上司の大江さんから、
ある日「ラグビーはすばらしいよね。どうだい村田君。
ラグビーから経営とか人の生き方を
学べるようなセミナーを作ってみたら。
村田君ならきっとできると思うよ」という言葉を頂きました。

恩師に勇気付けられて、私達は、仲間と協力して
「タグラグビーで学ぶ心とチームワーク」
という研修プログラムを開発しました。
その事業が今、当社の大きな柱に成長し始めています。

ラグビーが大好きで生きてきましたが、
今もラグビーにとても助けられて生きています。

私は、ラグビーから人生で大切な多くのことを学びました。
信頼と責任。感謝と挑戦。仲間への思いやり。
人生の苦楽と美しさ。

そういうラグビーの大切なことを伝えることを、私は仕事にしています。
人生を心から楽しんでいます。

ラグビーから学んだすばらしいことを
また誰かに伝えていくのがラグビーへの恩返しだと考えています。

生まれてよかった。
ラグビーに出会えてよかったと心から感謝しています。

父さん母さん どうもありがとうございます。

ラグビーを始めた川越高校ラグビー部の恩師 岡松先生 
どうもありがとうございます。

川越高校ラグビー部、東京大学ラグビー部、
三洋電機ラグビー部、日本代表チーム、
関東代表チーム、三洋クラブ、駒場WMM、
座間タグラグビークラブ、NPO法人エミネクロス、

そして、「すてきな仲間といつも楽しくかんたんスポーツ」
すいかクラブの皆様!

ラグビー人生で出会った恩師・先輩・同輩・後輩・師匠・仲間
そして同志の皆様に心から感謝しています。

どうもありがとうございます。

2007年6月 村田祐造                    

「ラグビーワールドカップ奮闘記」~ひたむきにひとつひとつ心をこめて~
2007年6月25日発行

著者/村田祐造
発行者/木村浩樹

発行所/株式会社 パッションキッズ
〒150-0002
東京都渋谷区渋谷31-10-5 トータムビル4階
「イーブック・アスリート」http://www.ebook-athlete.com/

Copyright (C) 2007 Yuzo.Murata.All Rights Reserved.

2008年10月14日

10月25日(土)CLAチームビルディングセミナーのご案内

チームワークエンジニアのムラタぐです。

10月25日(土)12:30~18:30@西早稲田にて
CLAという若手ビジネスマン育成団体の主催で
私が講師を務めさせていただいて、
「最高のチーム作りを学ぶ
 ラグビー体感型チームビルディングセミナー」を実施します。

詳細はこちら
http://www.cla.vc/event-detail.php?eid=00042&eventkind=01

cla2ed.jpg

安全で楽しいタグラグビーで体感しながら
「強く楽しい」最高のチーム作りをお伝えします。

このセミナーは、弊社で企業様向けに行っている研修の
オープンセミナーです。

弊社では、
「ラグビーのようにチームを作ろう!」という合言葉で
ラグビー体感型チームビルディング研修を企業向けに実施しています。

先週はおかげ様で
・サントリー株式会社プレミアム営業部
・オムロン株式会社技術本部若手人財グループ
・株式会社ファーストキャリア
の3社さんで研修を実施させていただきました。

次の日から職場の雰囲気が変わった!
若手の目の色が変わった!と大好評です。

今回は、その研修のオープンセミナーですので
どなたでも参加できます。
この機会に最高のチーム作りを体感してみませんか?


また、
研修のエッセンスを週刊ダイヤモンド別冊「ダイヤモンドing」さんが
取材してくださり、3ページの記事にまとめてくださいました。
どうもありがとうございます。

現在、書店にて発売中ですので
ぜひお手にとってご覧ください。

new_hyoshi.jpg

今朝は某大手企業様に
本研修を提案して参りました。
担当者の方が全員、私の顔が大写しになった下記の取材記事を
机の上に置いていただいていてびっくりしました。


↓この記事(「ダイヤモンドing」より)
ing.jpg

ありがたやありがたや。

心をこめてありがとう。
今日も笑顔で働こう。
今日も皆様に感謝。