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2010年02月 アーカイブ

2010年02月01日

チームの心を一つにする技術 父への感謝

ムラタぐのぐは、愚直に感謝のぐのムラタぐです。

「チームの心を一つにする技術」

その執筆の挑戦、困難な日々で私を支えてくれたのは
父への感謝でした。

思えば、去年の今ごろ、私は締め切りに追われて
本の原稿を必死で書いていました。

当初は、2009年3月に出版する予定の本だったんです。

入稿予定日をすぎても、
私は、編集者が納得してくれる原稿が
まったく書けていませんでした。

私は、焦りました。
実は、当時、父が胃がんで余命数か月と宣告されていたからです。

私は、息子の初の著書を父にプレゼントしたかったんです。
「父さん、いい本ができたよ」と父を喜ばせたかったんです。

「お前の本はまだか?楽しみにしてるよ。がんばれよ」

病床の父が、私を何度も励ましてくれました。

でも、間に合わなかったんです。
去年の4月に父が他界して、父の死と向き合って
また学ぶことができました。


【父が教えてくれたこと】

私が伝えたかったのは「感謝」という「在り方」です。

肉親の死という最大の悲しみ。
どうやったら父の死に感謝することができるか?

父の余命が宣告され、父が亡くなるまでの
数か月の間、父への最大の感謝ってなんだろうと
自分に問い続けました。


その答えは、「働く笑顔を見せてくれたこと」です。

父の職業は、農業でした。

農作業の合間に工事現場で働いて、
稲と野菜と養蚕の農家をやっていました。
まさに肉体労働です。

一番重要な情報は、天気予報です。
毎日、NHKとにらめっこです。
台風だ!日照りだ!雨だ!風だ!と
心配する毎日です。


学生時代の私は、東大の工学部に通い、
父とは、対極の知識労働者への道を歩み始めていました。

そんな私は、父の仕事を尊敬することができないでいました。

「農業なんて、天候に左右されて
 非効率でリターンの少ない仕事を
 なんでやってるだろう?
 もっといい仕事とかやり方とかあるんじゃないの?」

でも父は、その仕事で汗水たらして働いて
やっと稼いだお金で私を大学まで行かせてくれたのです。

そんな父の仕事を尊敬できない自分が
なんだかとても嫌でした。

そんな疑問と自己嫌悪は、13年前のある秋の日
父の笑顔を見て溶けていったのです。

それは、アメリカズカップに挑戦するため
半年間ニュージーランドに渡る日
私は稲刈りをしている父に別れを言いに
行った日の事でした。


「祐造、今年もよくできたよ」

黄金色に実った田んぼで
父は私に、穂先から数粒手にとって
お米を父の大きな手のひらにのせて
見せてくれたのです。

自分で育てた黄金色の田んぼをバックにして
にっこり私に笑った父の笑顔は、最高でした。

風に吹かれて、頭を垂れた穂先を揺らす
田んぼをみながら父は目を細めていました。


「父さんはこの仕事が好きなんだなー」


そう感じて、その後、じわじわ、私は初めて
親父の仕事が尊敬できるようになりました。


私は、親父みたいに仕事を愛する
かっこいい大人になりたいと強く思ったのでした。

父が他界して、そんな学生時代の自分を思い出していたら
稲を見つめる父の気持と在り方がやっとわかりました。


父は、稲を育てるのと同じように、
私も育ててくれていたんだということです。

父は、稲にも私にも同じように
愛情を注いでいていたんだと感じました。

父は、大変な稲作の仕事の向こうに
私を見ていたのです。

種から苗を育て、田植えをして
夏には青々として
秋には黄金色になり、頭を垂れる稲

そんなふうに少しずつ
成長していく稲の姿に、父は私の成長する姿を
重ねていたんじゃないかと感じたのです。

進まぬ原稿を書きながら、それに気づいた私は
父への感謝でぐしゃぐしゃに涙があふれました。

そんな父親になりたいと心から思いました。
それが私の夢になりました。

父の笑顔と父の背中が教えてくれたのは

「笑顔で働く大人達の姿は、子供達の働く夢になる」

ということでした。


【私の命を使う仕事として】
「笑顔で働く大人達の姿は、子供達の働く夢になる」

私はそんな親子を増やすためにこの本を書いているんだ。
スマイルワークスの仕事にはそんな意義があったんだ。

だから、書く。だから、やる。

笑顔で働く大人を増やすことが私の使命。
父のおかげで私は自分の使命に気づきました。

本を書くということ
「笑顔で働く技術」の研修講師として
受講生と向き合うということ。

一つ一つ心をこめる覚悟ができました。

会社から
「今日も元気にたのしく働いてきたよ!」
と笑顔で帰ってきたお父さん。

「あなた、今日もお仕事ありがとう。」
と出迎えるお母さん。

「こちらこそ、家事と育児ありがとうな。」
とお母さんに微笑むお父さん。


息子と娘が玄関まで走ってきてお父さん出迎えます。

「お父さんお帰り!僕、お父さんの会社に入りたい!」
「お父さんお帰り!私、お母さんみたいに笑顔で働くお母さんになる!」


そんな家族の素朴な会話を日本中に増やしたい

これがこの本の価値であり、私の思いです。

父は、亡くなる半年前に
戦争当時の思いを私に話してくれました。

「国と家族を守るために自分の命を投げ出して
 男は戦争にいく。そいいう時代だった。
 死ぬのは嫌だったけど、俺は志願を決めていたんだ」

終戦当時、父は14歳です。
後数年、戦争が長引いていたら
私はこの世にいなかったかも知れません。

終戦になり生き残った父は、必死で働いて
私達、家族を守ってくれたのです。

父への感謝、父を支えて私を育ててくれた母への感謝。
今まで出会ったすべての人々への感謝。

感謝の心が、私が困難な執筆を
あきらめなかった理由でした。

****************************************************

こうして私の初めて著書ができました。
ぜひ皆さんご一読をお願いします。

ぜひ感想をお聞かせください。

必要な方に必要なタイミングで
この本が届くことを願っています。

いいね!これ!と感じた読者の皆さん!
ぜひ、この本が必要そうな周囲の方がピン!ときたら
ぜひご紹介ください。

笑顔で働く大人が増えますように・・・

ムラタぐからの思いとお願いでした。

心をこめてありがとう。
今日も笑顔で働こう。
今日も皆さまに感謝。

2010年02月25日

スポーツに学ぶエンパワーコーチング~バンクーバーオリンピックを振り返る~

チームワークエンジニアのムラタぐです。

バンクーバーオリンピック、もう終盤ですが面白いですね。

極限に挑戦する選手の姿、
それを支援するコーチの姿が
非常に興味深く、勉強になります。

選手達やコーチ達の表情・態度・言葉に
彼らの心の中や、生きざまがにじみでてます。


人間のやる気の源泉は何なのか?

コーチとして
相手のやる気を引き出すにはどうしたらいいのか?

人間とは、
いったいどんな仕組みでやる気をだしたり、失ったり

パフォーマンスを向上したり失敗したりするのか?

勝つ選手と負ける選手、
選手に勝たせるコーチと負けさせてしまうコーチ

負けても後悔せず、すがすがしい選手とコーチ

負けて後悔ばかりしている選手とコーチ

いったいどこか違うのでしょうか?

オリンピックを見ながら、そんなことをずっと研究しています。


私が一番印象に残っているのが、
惜しくも四位でメダルに届かなかった
モーグルの上村愛子選手の競技終了後の涙です。

彼女の心境を推し量り
彼女を支えている彼女の周囲の人たちと
彼女の過ごしてきた人生を想うと
私も涙がでてきます。

日本eコーチング協会のインストラクター(認定マスターパフォーマンスアナリスト)に
私の盟友である、米澤穂高さんという元モーグル選手がいます。
米澤さんは、モーグルのワールドカップでスタート係長をされている方です。

彼と私のダブル講師で
こんな勉強会を行うことにしました。


スポーツに学ぶエンパワーコーチング
~バンクーバーオリンピックを振り返る~

■日程:3月9日(火) 18:45-20:30 (受付開始 18:30)
■会場:TEPIA (外苑前)地下1階 会議室
   港区北青山2-8-44 
■講師:村田 祐造  ゲスト講師:米澤穂高氏(元モーグル選手、W杯スタート係長)
■対象:どなたでも
■参加費用:2,000円 当日会場にて
■定員:50名(お申込み順)

詳しくはこちら
http://www.jeca-net.jp/


米澤穂高さんは、実は、上村愛子選手とは
一緒に合宿や大会を転戦した仲間です。

オリンピック後の上村選手にインタビューしてきていただいて
彼女の涙の訳にせまりたいと思います。


先日、私の「笑顔で働く技術」研修の受講生の方が
上村愛子選手のオリンピック直後のブログを教えてくれました。

みなさんにもシェアしたいと思います。


上村愛子選手オフィシャルブログ
http://blog.excite.co.jp/aikouemura/page/2/

ぜひご一読ください。

彼女のオリンピックへの思いが、そして周囲への思いが、
強く伝わってきます。

彼女の素晴らしい人間性に心から感謝します。
そして、心から尊敬します。


心をこめてありがとう。
今日も笑顔で働こう。
今日も皆様に感謝。

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